マインクラフトに福知山城を建築 市と公立大生で

2022年08月20日 のニュース

 福知山市と福知山公立大学は、人気ゲーム「マインクラフト」内に福知山城を建築するプロジェクトを完了し、16日に福知山城でお披露目会を開いた。プロジェクト進行を務めた学生は、監修したプロマインクラフター・タツナミシュウイチさんとともに巨大パネルを除幕。約10カ月に及んだ作業の集大成の解説も行い、喜び合った。

 マインクラフトは、ものづくりや探検を楽しめるブロックゲームのこと。課題解決型学習(PBL)の一環で昨年11月から始動した「福知山城マインクラフトプロジェクト」は、学生19人が作業を進めてきた。何度も城に足を運んで構造を理解し、試行錯誤を繰り返しながら城の外観と内装、周辺の道路や公園などを忠実に再現。今月上旬に完成させた。

 お披露目会では、学生による作品の解説とタツナミさんの講評があり、タツナミさんは「100点満点の出来です。今回の経験を生かして、今後は教える側になって次の世代に引き継ぎ、120点、150点と、もっともっと良いものにしてください」とエールを送った。

 プロジェクトリーダーの3回生、森下源太さんは「これほど長く城に関わった経験は初めて。設計図を作るところから始め、何をすればいいか右往左往していましたが、仲間とタツナミさんの協力で完成させることができました。引き続き、公立大や市役所など、エリアを拡大して建築していきたい」と展望を語った。

31日までワールド公開

 福知山マインクラフトのワールドデータは31日まで無料で一般公開され、パソコン、スマホ、タブレットで遊ぶことができる。詳しくは、福知山城のホームページで確認できる。

 
 

写真上=パネルを披露するタツナミさん(左)と公立大生
写真下=再現した釣鐘門

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