「獲物をどう捕まえる?」食虫植物展 【三段池ラビハウス植物園】
2022年07月17日 のニュース
京都府福知山市猪崎の三段池ラビハウス植物園(芦田修司園長)で、16日から食虫植物展が開かれている。様々な種類が並び、それぞれどのように虫を捕らえるのか解説した掲示物などがある。8月30日まで。
食虫植物は、変化させた葉などで昆虫や小動物を捕まえ、消化吸収し栄養とする。栄養分が不足する岩場や湿地帯などに生息しており、足りないタンパク質などを捕食で補う。
同園の温室内の通路と中庭で展示しており、葉を素早く閉じて捕まえる姿が特徴の「ハエトリソウ」、葉の先がつぼ型に変形し、たまっている水で獲物を溺れさせる「ウツボカズラ」、紫色の花を咲かせ、葉の表面の粘液で捕らえる「ムシトリスミレ」など、81種類、266点が並ぶ。
午前9時~午後5時(入園は午後4時30分)。料金は大人330円、4歳から中学生まで160円。新型コロナウイルス感染対策のため、マスクを着用する。
写真=ウツボカズラなどが並ぶ