福知山公立大学で入学式 「成人」学生219人が胸弾ませ新生活
2022年04月05日 のニュース
京都府福知山市西小谷ケ丘の福知山公立大学(川添信介学長)は5日、中ノの市厚生会館で入学式を開いた。全国各地から集まった新入生・編入生たちは、晴れやかな表情で、胸弾ませて新たな学生生活をスタートさせた。
地域経営学部と情報学部の2学部あり、それぞれ定員100人に対して今年度の新入生は計211人で、新2、3年生の編入は計8人。新型コロナウイルス対策として、保護者の入場を断った代わりに式典の様子を大学のユーチューブチャンネルで生配信した。
入学生を代表し、地域経営学部の浅田巴流さん(18)=兵庫県朝来市出身=は「高い専門性を身に付け、社会に貢献できる人間をめざします。公立大学の学生であることに誇りと責任を持ち、精進し続けることを決意します」と宣誓した。
1日付で就任したばかりの川添学長(66)は、式辞で4月から成人年齢が18歳に引き下げられたことに触れ「大学は文字通り『大』の集団となりました。本学はみなさんの学びを全力で応援しますが、みなさんは大人としての責任を伴った自発的な学びを自分自身で構想するという覚悟を持ってほしい」とエールを送った。
写真=宣誓する入学生代表の浅田さん(5日午前10時10分ごろ)