電気自動車普及へ急速充電設備を市が3カ所開設 公用車を順次更新
2022年03月16日 のニュース
脱炭素社会の実現に向けて、京都府福知山市は、市内公共施設3カ所にEV(電気自動車)用の急速充電設備を設置する。2022年度当初予算案に6千万円を計上した。
EV用の充電設備は市内では京都府やガソリンスタンド、コンビニ、自動車販売店、ホテルなど約20カ所で設けている。市が設置するのは初めて。
来庁者の利便性向上のために「市役所本庁舎」、充電設備がない大江地域で観光需要も見込んで「市役所大江支所」(京都丹後鉄道大江駅隣接)、市内外から多くの利用がある「三段池公園」の武道館前にそれぞれ設ける。
市役所と大江支所の設備は、走行可能距離400キロの普通乗用車タイプを1時間程度でフル充電できる仕様。武道館はその半分の時間でできる。
また2040年を目標に、公用車をすべてEVなどに更新することにしていて、新年度にEV3台とPHEV(プラグインハイブリッド車)1台を予定している。
写真=急速充電設備のイメージ