救急車更新にと ふるさと納税でエスペックが市に1千万円寄付
2022年03月16日 のニュース
京都府福知山市の長田野工業団地に主力工場を持つエスペック株式会社(本社・大阪市、石田雅昭社長)は14日、老朽化した消防車両の更新費用に役立ててほしいと、企業版ふるさと納税制度を活用し、市に1千万円を寄付した。
市は新年度に、導入から11年が経過している福知山消防署東分署の高規格救急車を更新する。人工呼吸器などの医療機器や新型コロナウイルス感染防止対策のオゾンガス発生装置などの資機材を含め、取得費は約3千万円となる。
寄付受納式が14日、市役所で開かれ、同社の福知山工場長を務める荒田知取締役は「住みやすさや安心を高める行政サービスの一環ということで、微力ながら協力させていただきます」とあいさつした。
目録を受け取った大橋一夫市長は「多額の寄付をいただき本当に感謝しております。多種多様化する救急事案に迅速に対応して、市民の期待と信頼に応えるべく救急活動の強化に努めていきたい」と話していた。
写真=荒田福知山工場長(右)が大橋市長に目録を手渡した