コンニャク、そば、漆などオンラインで学校自慢 上川口小と夜久野小、コロナ禍でも仲良く交流
2022年02月26日 のニュース

京都府福知山市野花の上川口小学校と夜久野町高内の夜久野小学校の3年生同士が25日、国語の授業を通じてオンライン交流をした。自分の学校の自慢できる良いところを言い合って、親睦を深めた。
両校では、これまで合同で3、4、5年生が社会見学、6年生は修学旅行に出かけ、絆を深めていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で今年度は一度も交流できなかった。このため今後も深いかかわりを続けていくため、両校の3年生の担任教諭がオンラインでの交流を企画した。
現在3年生は国語科の授業で「わたしたちの学校じまん」について学んでいることから、オンライン交流では互いに、学校の名物や学習内容などを発表し合った。
上川口小は、12人が運動場の一角にある、学校で一番高いセンダンの木を紹介。春に白色の花を咲かせていることなどを話した。また学校で育てたコンニャクイモでこんにゃく作りをしている様子も紹介した。
夜久野小は、13人が学校の時計台について説明。高さは26メートルあり、ビル9階分に相当すると話した。このほか総合的な学習の時間で、夜久野特産のソバを使ってのそば打ちや器に漆の絵付けをした体験も語った。
両校の3年生は18日にオンラインで自己紹介を済ませていたため、25日はクイズを出し合うなど、スムーズに交流が進んだ。
写真=交流の最後に、画面に映る夜久野小の3年生に向かってあいさつする上川口小の3年生たち