オミクロン拡大の中で大学共通テスト始まる 公立大会場は516人
2022年01月15日 のニュース
大学入学共通テストが15日から、全国各地で始まった。京都府福知山市内では、西小谷ケ丘の福知山公立大学が会場となり、受験生が志望校の合格をめざして、試験に挑んだ。全国で新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が拡大するなか、福知山会場でも感染防止対策を徹底している。共通テストは16日まで。
大学入学センター試験に代わるテストで、今年で2年目。公立大会場での受験には、福知山や舞鶴、綾部の高校3年生ら516人(前年比34人増)が志願した。
午前8時前から緊張した面持ちの受験生たちが続々と公立大学に到着し、試験場の入り口で受験票の確認を受けたあと、教室に入った。その後、試験官から諸注意の説明を聴き、問題に取り掛かった。
初日の15日は地理歴史公民、国語、外国語、2日目は理科、数学の試験がある。追試験は29、30日に予定している。
会場では、座席の間隔を空け、1科目が終わるたびに10分程度の換気をし、マスク着用、手指のアルコール消毒、分散退出など、感染防止対策をしている。
全国では53万367人(前年度比4878人減)、府内では1万302人(同157人減)が志願した。
■福高附属中でも入学考査■
土師の福知山高校附属中学校でも15日に入学考査があった。定員40人に対して73人が志願し、倍率は1・83倍となった。
写真=試験場に入る受験生(15日午前8時40分ごろ)