長さ8メートル、2年に一度の大しめ縄づくり 住民と学生が大原神社で
2021年12月06日 のニュース

2年に一度の大しめ縄づくりが、京都府福知山市三和町大原、大原神社境内の絵馬殿で5日に行われた。地元の住民たちが新型コロナウイルスの収束を願いながら、長さ8メートル、太さ15センチのものを仕上げた。
取り組んだのは、氏子でもある地元住民たちによる大原うぶやの里活性化推進協議会(小林英夫会長)。2年前の前回に引き続き、福知山公立大学の中尾誠二教授とゼミの2年生6人が作業を手伝い、総勢30人ほどで作業をした。
参加者は、地区で集めた約300束のわらをほどき、程よい長さのものに選別。3人がかりでない、少しずつしめ縄の長さを伸ばしていった。
本殿のほか、境内にある火之神神社、水門神社用も作った。
小林会長は「コロナが収まることが大きな願いです。みんなで力を合わせて作り、いろいろな伝統行事もできるような新年を迎えたい」と話していた。
写真=3人がかりで、わらないを行い、大きなしめ縄を作った