「年末の交通事故に気を付けて」街頭で啓発 交通事故防止府民運動
2021年12月02日 のニュース

年末の交通事故防止府民運動初日の1日、京都府福知山市交通対策協議会(会長・大橋一夫市長)は、南岡町周辺の国道9号沿いで、街頭啓発をした。関係機関の14人が交差点付近に立ち、横断幕やのぼりを掲げて、ドライバーに交通事故防止を訴えた。
「京の暮れ 車同士も ディスタンス」をスローガンに、20日まで、子どもの安全確保と信号機のない横断歩道における歩行者優先の徹底▽夕暮れ時や夜間における高齢者をはじめとする歩行者の交通事故防止▽飲酒運転の根絶-などを重点目標として街頭啓発などを行い、横断歩道で手を上げてドライバーと目線を合わせてから渡る「合図横断」や、午後4時から車のヘッドライト点灯などを呼びかける。
日没時間が早くなることなどから、例年年末にかけて、交通事故が増える傾向にある。福知山署管内の交通事故は、10月末までに75件発生しており、昨年の同時期と変わりないが、死者数はすでに昨年と同じ2人。
街頭啓発は、新型コロナウイルス禍以降、規模を縮小していたが、今回は感染対策をした上で、参加人数を従来の7割ほどに戻した。事務局の市都市・交通課、福知山署、福知山交通安全協会、福知山地域交通安全活動推進委員協議会のメンバーは、手袋などの防寒具を身に着けて師走の寒さに耐えながら、のぼりなどを掲げて通勤途中のドライバーらに注意を呼びかけていた。
写真=のぼりを掲げドライバーに啓発した