災害に強い工業団地に-長田野で地震想定、消防と合同訓練

2021年11月16日 のニュース

 京都府福知山市の長田野工業団地内、扶桑化学工業第2工場で、行政機関などと連携した総合防災訓練が12日に行われた。地震で化学工場から出火したとの想定で、市や市消防本部とも連携し、消火や救護訓練などを実施。万が一の場合に備えた。

 「災害に強い工業団地」をめざし、扶桑化学工業と長田野工業センター、長田野ガスセンターが主催。行政機関と連携した訓練は初めてで、同工場、市消防本部、ガスセンターなどから約50人が参加し、工業団地内のほかの企業が見学した。

 地震でタンクの一部が破損し、化学薬品が流れ出て火災が発生。半導体の研磨剤を製造する第1製造所に燃え広がった-という想定で、直ちに現地本部を設置し、自衛防災組織が消火器などで初期消火にあたった。

 その後、消防車などが到着して放水したほか、はしご車で逃げ遅れた従業員を救出する訓練もした。現場には緊張感が漂い、本番さながらの雰囲気で、従業員らもきびきびと行動。30分ほどで訓練を終えた。

 扶桑化学工業京都事業所の田中寛之所長(54)は「独自で1年間に32回の訓練をしていますが、消防署員と従業員の動きの速さに、差を感じました。災害発生時、被害を最小限にとどめるためにも、今後も訓練を続けていきたい」と話していた。
 
 
写真=はしご車での救出訓練もした

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