地域の魅力伝える地酒造りが2年目 中六で期待の増産

2021年09月14日 のニュース

 京都府福知山市の中六人部(なかむとべ)地域づくり協議会(藤田重行会長)は、地酒「中六人部」に使う酒米五百万石の稲刈りをした。地酒づくり2年目の今年は酒の生産量1・3倍を掲げ、「おいしい味を中六人部の名と一緒に届けたい」と関係者は張り切っている。

 地酒づくりは、昨年に発足した同協議会にとって地域の魅力を発信する期待の事業で、委託を受ける地元の農家、堀達晶さんが今年も酒米栽培に取り組んだ。

 ちょっと辛口ながらまろやかで飲みやすい味が好評で、1年目は一升瓶約500本分を完売。今年は作付面積を1・6倍の35アールに拡大した。

 酒米の田は3枚あり、下地にある最後の1枚を12日に刈り取った。収穫した米は上野の東和酒造で醸造し、12月初旬に蔵出しして、市内外の酒店2店舗が販売する。10月から予約の受け付けを開始する予定。

 藤田会長は「地区内外で親しまれ、『中六人部』の名前を広めていってくれる希望の地酒にしていきたい」と期待していた。
 
 
写真=おいしい地酒へ期待の稲刈り

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