登山で集めたごみは10キロ 烏ケ岳で山の会がクリーンハイク
2021年07月14日 のニュース

京都府福知山市の山の会・福知山山の会(金山誠教会長、36人)は、烏ケ岳(標高536メートル)で「クリーンハイク」に取り組んだ。会員5人が頂上まで登りながら、登山道などに落ちているごみを拾い、山をきれいにした。
1998年に発足し、京都府勤労者山岳連盟に加盟していて、全国の連盟傘下の各登山団体が地元で実施する「全国一斉清掃登山」に合わせて、毎年6月にクリーンハイクを行っている。今年は新型コロナウイルスの影響で11日に延期していた。
例年であれば、一般参加も募るがコロナ対策のため、今回は会員だけで実施した。
烏ケ岳は山頂から市街地が一望でき、綾部市方面も遠望できる。テレビなどの中継塔が並び、昔から小学校の遠足コースにもなっていて市内でも代表的な山として親しまれている。
一行はふもとにある庵我会館に集合したあと、火ばさみなどを持って登り始め、3時間ほどで下山した。ごみは山頂付近に多く、空き缶など約10キロにもなった。
写真=火ばさみなどを持って登る会員たち