旧川合小の活用事業者募る 教育、芸術、福祉関係で教室シェア
2021年06月21日 のニュース

福知山市は、2015年3月末に閉校した三和町上川合、旧川合小学校の施設を活用する事業者を、プロポーザル(企画提案)方式で募っている。参加表明書の提出は7月5日午後5時まで。同月21日に優先交渉権者を決定し、議会への提案などを経て10月以降に事業開始となる。
旧川合小は、グラウンドを含め敷地面積9506平方メートル。既存建物は、鉄筋コンクリート造3階建て1824平方メートルの管理棟、鉄筋コンクリート造1階建て703平方メートルの体育館などがある。
市は施設活用方針として、地域活性化や豊かな自然環境に配慮し、その強みを生かした事業展開や雇用の創出などを求める。用途に関しては、教育、芸術、福祉関係での教室シェア貸し出しなどを行う事業や農業体験事業などを含むことを条件に盛り込んでいる。
土地の年額賃料が約62万円で、契約保証金は年額賃料の1年分。建物は無償で貸し付ける。契約期間は10月1日から10年間。
現地見学会は土曜、日曜、祝日を除く7月16日までで、随時受け付けている。
募集要領などは市役所2階の資産活用課で配布している。問い合わせは電話0773(24)7068の同課へ。
写真=旧川合小を活用する事業者を募っている