丹波大文字がコロナで2年連続中止 準備で密「命守ることが大切。伝統は、またつなぐ」と

2021年06月13日 のニュース

 毎年8月16日夜、京都府福知山市奥野部の姫髪山(標高406メートル)にともる「丹波大文字送り火」が、昨年に引き続いて新型コロナウイルスの影響で中止されることになった。法要は石原の洞玄寺で営み、2013年の福知山花火大会屋台爆発炎上事故で亡くなった3人や戦没者、先祖の慰霊をする。一般の参列はない。

 1952年に始まり、平和への祈り、追悼の思いを込めた「大」の火文字を描いている。一昨年までに68回を迎え、伝統行事として根付いている。

 大文字は、ふもとの新庄、奥野部両自治会有志でつくる丹波大文字保存会が主催。福知山商工会議所、福知山観光協会、市仏教振興会が共催している。

 4月には保存会(和久唯知郎会長)と振興会(渡辺英俊会長)の両役員で話し合い、実施の予定で準備を進めていた。しかし、大量の薪を運び上げたりと狭い山肌に多くの人が準備のために集まることから、市内でも新型コロナの感染が急拡大したことなどを受け、このほど中止を決めた。

 保存会と振興会は「命を守ることが大切だと判断して決めました。伝統は途絶えても、またつないでいくことができます。来年こそは出来るよう、コロナの終息を願っています」と話している。

 

 

写真=例年8月16日夜に丹波大文字送り火がともる姫髪山

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