押印廃止は3割の631件 福知山市の申請書

2021年04月20日 のニュース

 京都府福知山市は、市民や団体が市に提出する申請書などから押印を廃止する取り組みを段階的に進めている。4月1日時点の進捗状況は、対象になる1938件のうち、約3割にあたる631件が廃止済みとなっている。

  廃止されたのは、国の法令などを根拠にする児童手当や年金関連、市の要綱に基づく補助金申請など。

  押印が残っているものは、市の規則などの改正が必要なものが627件、国の法令改正などで233件、府の条例改正などで101件、契約関係など別段の検討が必要なものが346件。

  大橋一夫市長は「今後も押印見直しの取り組みを進め、情報通信技術を活用した申請・届け出などのオンライン化を積極的に進めたい」としている。


写真=新旧の「児童手当・特例給付認定請求書」。現行の用紙(上)は押印欄がない

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