小野小町の伝説残る神社で祭礼 コロナ終息も祈願

2021年04月20日 のニュース

 「世界三大美女」に名を連ねる平安時代の女流歌人・小野小町が、患った疱瘡を治したとの伝説が残る京都府福知山市今安の小野脇地区に、小野小町神社がある。小町が感謝の気持ちを伝えて去ったとされる4月18日に、毎年「小町まつり」が営まれている。

 伝説によると、小町は、旅の途中に病にかかり、顔も手も腫れ上がった姿で小野脇地区に迷い込んだ。村人の案内で薬師堂に泊まった小町は、薬師如来の教えを信じて村外れの湯が沸き出る池で身を洗って養生を続け、元の美しい姿に戻り、村人に感謝を告げて立ち去ったという。

 神社は集会所から南に向かって約500メートルの参道を進んだ山際にある。地区の人たちが当番制で月1回の掃除と月2回のお供えを続けて守り継いでいる。

 今年も18日に営んだまつりは、新型コロナウイルス感染防止対策で神事のみをした。御霊神社の吉田明弘宮司が1年間の安全、コロナ終息などを祈願する祝詞を上げた。

 地区の足立則之さん(74)は「小野小町の疱瘡と現代のコロナは、はやり病ということで通じるところがある。神社に祈り、世のコロナ終息を願いたい」と話していた。
 
 
写真=今年も4月18日にまつりをした

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