「プロ意識に徹し、社会に貢献を」 さとう入社式に64人

2021年04月02日 のニュース

 京都府福知山市東野町に本部を置く総合小売業さとう(佐藤総二郎社長)グループは1日、東堀のさとうエクスパートセンターで入社式をした。新卒者49人、昨年度の中途採用者15人の計64人が対象。佐藤社長から激励を受け、気を引き締めた。

 中核のさとうは寛文6年(1666年)創業の老舗で、京都府、兵庫県、大阪府、福井県西部に「バザールタウン」「フレッシュバザール」「STOCK」などの名でショッピングセンター、スーパー、ホームセンターを展開。レストラン、トラベルサービスなども幅広く手がけている。20年2月現在で従業員数5850人、連結売上高939億円だった。

 入社式は国歌とさとうグループの歌を静聴したあと、佐藤社長が式辞。「これからはプロ意識に徹して、チームワークを発揮してほしい。仕事は、人を愛すること、尊重することが最も大切です。グループ全員で、社会に貢献していきましょう」と思いを伝えた。

 新入社員代表の2人に辞令書が手渡され、新入社員全員で決意表明。「お客様のお幸せと豊かなくらしのために、全力を尽くすことを誓います」と、事前に収録した音声を流し、手話で宣誓した。

 今年の入社式は、マスク着用や消毒、出席者を最少人数にするなど、新型コロナウイルス感染防止の対策をして開催。例年実施していた式後の御霊神社参拝と清掃活動、会食懇談会は、昨年に引き続き中止した。

 新卒と中途採用者数は、新店舗出店などの事業拡大に備えるため、過去20年では2017年度に並ぶ最多人数。新卒社員は集合研修を経て、9日から各店舗で研修を行う予定。
 
 
写真=手話で決意表明する新卒社員ら

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