ポンプ付き積載車など緊急配備3年で30台を更新 福知山市消防団
2021年02月04日 のニュース

京都府福知山市消防本部は、市消防団が長年使用している小型動力ポンプ付き積載車の更新を進めており、今年度は10台を入れ替える。昨年11月に5台を更新し、2月中旬にさらに5台を予定している。
市消防団には90台の消防車両があり、長年の使用で老朽化したり交換部品の供給が困難になったりしたものを順次更新している。
2018年度から今年度までは、緊急配備として毎年度10台ずつ合計30台を新しくしている。来年度からは状況に合わせて更新していくため、対象の台数は減る見込み。
今年度は、小型動力ポンプ付き積載車8台と、チェーンソーとAED(自動体外式除細動器)を備えた多機能型を2台更新する。
新しい車両はドアが4枚のトラックタイプで、6人乗れる。ディーゼルエンジンで排気量は約3000㏄。いずれも、荷台には小型動力ポンプ、ホースなどを積載している。
昨年11月に、中央分団第6部(上篠尾)、大正分団第1部(東小谷ケ丘)、河守上分団第1部(大江町二俣)、修斉分団第2部(新庄)、細見分団第2部(三和町寺尾)の車両を更新した。河守上、修斉両分団は多機能型。
2月に予定しているのはいずれも小型動力ポンプ付き積載車。下六分団第4部(岩間)、金谷分団第1部(猪野々)、中央分団第3部(和久市)、修斉分団第1部(上荒河)、西中分団第2部(土)に配備する。
写真=細見分団第2部に配備したの小型動力ポンプ付き積載車