子どもの非行防止に夜間パトロール20年 住民たちで旭が丘回る

2020年12月02日 のニュース

 京都府福知山市旭が丘の住民たちが、地区内で夜間パトロールを続けて今年で20年目の節目を迎えた。子どもたちの非行防止対策として始めたもので、今後も大きな事件が起きないようにと、防犯意識を高めている。

 地区では以前、路上にごみが散乱するなどしていた。見かねた住民有志が立ち上がり、2001年から子ども会が中心となってパトロールを開始した。近年では自治会も加わり、地区を挙げて取り組んでいる。

 パトロールは毎月第2、4土曜日に、小学生から大人までの20~30人が参加。午後8時から、まちの景観維持のためごみ拾いも兼ねて地域を回る。

 11月28日夜には、20年目の節目を記念した防犯講演会を地元集会所で開いた。福知山署のスクールサポーターから、市内の少年犯罪の傾向や、防犯の取り組みは安全を第一にすることなど活動ポイントを聴いたあと、青パトも参加して地区内を回った。

 子ども会の足立尚飛会長(50)は「子ども会が中心となって継続してきたものなので、これからも続けていきたい。節目を機に気を引き締め直し、普段から防犯意識を持って取り組みたい」と話していた。
 
 
写真=夜間パトロールをする旭が丘の住民たち

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