日本三大ネギ「岩津ねぎ」 朝来の特産23日解禁

2020年11月21日 のニュース

■道の駅「但馬のまほろば」でイベント■

 兵庫県朝来市の特産品で「日本三大ネギ」の一つとされる岩津ねぎの季節がやって来た。収穫期が決められていて、毎年11月23日が販売解禁日。これを祝い、道の駅但馬のまほろば(朝来市山東町大月)は、23日午前10時から岩津ねぎがたっぷり味わえる「冬のまほろば祭」を開く。

 岩津ねぎは江戸時代、生野銀山で働く人たちの冬の栄養源にと栽培が始まったという。白ネギと青ネギの中間品種で、ゆたかな香り、甘さと柔らかさが大きな特長とされる。

 道の駅でのイベントは、様々な企画のうち、グルメブースでは但馬の名店15店舗が岩津ねぎを使ったメニューを提供する。岩津ねぎ入り和牛弁当や岩津ねぎ天ぷら、岩津ねぎピザなどが登場する予定で、当日限りのメニューもある。

 展示PRブースではJAFが限定トミカを先着販売し、「こども安全運転免許証」を作成。鉱山で活躍した一円電車のミニ電車乗車体験もある。

 このほか岩津ねぎの1キロ束を特別価格で数量限定販売したり、地元出身で市観光大使を務める笑福亭鶴笑さんの落語などもある。

■鍋やラーメンなど特別メニュー開始■

 但馬のまほろばは、但馬のゲートウェー(玄関口)として国土交通省が重点道の駅に選定している。北近畿豊岡自動車道無料区間の上下線共用パーキングエリアになっていて、一般道からも入ることができる。

 レストランやフードコート、土産・産直コーナーなどがあり、解禁日から「岩津ねぎをもっと食べたい鍋」「岩津ねぎ味噌ラーメン」「岩津ねぎ鴨ロース丼」といった特別メニューを始める。岩津ねぎの販売が終わる来年3月21日までの期間限定。電話079(676)5121。
 
 
写真上=「岩津ねぎをもっと食べたい鍋」

写真下=「岩津ねぎ鴨ロース丼」

Tweet
京都北都信用金庫
大嶋カーサービス

 

「きょうで満一歳」お申し込み

24時間アクセスランキング

著作権について

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。