コロナ禍でインフル予防接種を1カ月前倒し、福知山市独自に無料化も

2020年10月14日 のニュース

 京都府福知山市は、新型コロナウイルスとの併発が危惧されるインフルエンザについて、市独自に「予防接種費支援の対象拡充」と「無料化」に取り組んでいる。接種期間は例年より1カ月前倒しの10月1日から始まっており、来年1月30日まで。

 コロナとの同時流行が起きた場合の重症化を防ぐことが目的で、今年度限りの措置。

 例年は65歳以上の高齢者、障害者が自己負担1500円で受けられるよう支援しているが、これを無料化。今年度はコロナ予防に配慮が必要で、高血圧症や糖尿病など基礎疾患がある64歳以下の人や妊婦らも対象に加えて、接種費用を無料にする。

 併せてマスク着用が難しい乳幼児、学校など集団生活で過ごす時間が長いことを考慮して中学生以下の子どもは、自己負担1千円で予防接種できる。

 接種のための予診票(接種券)は市内の各指定医療機関にあり、各自で申し込む。かかりつけ医が市外にある場合は償還払いなどの制度があり、市健康医療課=電話0773(23)2788=で対応する。

 今年度は全国的に接種希望者の増加が見込まれ、市内でも医療機関が市に対し、接種に必要な予診票の追加を求めている。

 市は指定医療機関一覧表などをまとめた「今年度インフルエンザ予防接種実施のお知らせ」を各戸配布しており、市ホームページでも情報を掲載している。


写真=中学生以下の子どもは自己負担1千円になる

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