旅行券を半額で販売 朝来市が近畿と隣接県対象に
2020年09月10日 のニュース

兵庫県朝来市が、宿泊に使える「ふるさと旅行券」を11日から大手コンビニ4社の店舗で販売開始する。2千円の旅行券が1千円で購入でき、1人1泊につき5枚(1万円相当)まで使える。
新型コロナウイルス感染症拡大により、深刻な影響を受けている宿泊業を中心とした観光業界の需要喚起にと企画した。国のGoToキャンペーンと併用でき、最大で67%オフになる。
利用できるのは、京都府など近畿2府4県と兵庫県に隣接する鳥取県、岡山県、徳島県の在住者のみ。18日宿泊分から使える。販売はセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップの店舗にある各社のチケット端末で。18日から来年1月11日までが有効期間。販売期間も1月11日までだが、総枚数の1万5千枚が売り切れた時点で終了する。
朝来市内にはビジネスホテルや旅館、ペンション、農家民宿などがあり、計22施設が対象になっている。JR播但線竹田駅近く、竹田城跡のふもとで城下町の風情が残る一帯に、市が所有する旧酒造場をリノベーションしたホテルEN、多々良木ダム直下のあさご芸術の森美術館などがある公園内の多々良木フォレストリゾートCoCoDe(あさご芸術の森多々良木交流館)も対象となっている。
朝来市ふるさと旅行券についての問い合わせは、JTB福知山営業所、電話(22)5125。
写真=ドームハウスの宿泊棟8棟を備える「多々良木フォレストリゾートCoCoDe」など朝来市内の宿泊22施設で使える