ウィズ コロナ時代の防災訓練 発熱者に別室設け

2020年08月31日 のニュース

 京都府福知山市大江町の蓼原自治会(仁張衛自治会長)は30日、自主防災訓練をした。新型コロナウイルスに配慮した内容で、避難所の地区公会堂には発熱した避難者用の別室を準備するなど、感染予防対策を講じた。

由良川に近い蓼原地区は度重なる内水害の経験から、きめ細かな避難計画の策定など独自の防災活動を積極的に推進している。

訓練では、台風接近に備えた車いすや担架での要配慮者の避難輸送をはじめ、隣接する山手側の小谷、小原田両自治会で土砂災害が発生したと想定する救助派遣にも取り組んだ。

新型コロナ感染予防で訓練参加人員は24人に抑え、全員のマスク着用と検温を徹底した。

課題も見つかった。実際に担架で輸送された避難者は、日差しにさらされて避難直後は微熱を検知。しかし体調は良好で、涼んだ後の再検温では平熱に落ち着いた。

仁張自治会長は「担架を使う時は日よけがいる。小さなことかもしれないがやってみないと分からなかった。とにかく訓練でやってみる。その積み重ねが大切」と話していた。

旧市域の複数自治会、市議会議員が訓練を視察した。

■自治会の防災訓練、実施は3割に■

市地域防災訓練に合わせて、蓼原を含む市内92自治会で30日(前後含む)に防災訓練があった。新型コロナの影響で規模縮小や見送ったところもあり、実施率は全自治会数の約30%にとどまった。

市は密集を避けるため、猪崎の由良川河川敷に関係機関が一堂に集結する大規模訓練は中止している。


写真=担架で輸送した避難者を検温(蓼原公会堂で)

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