コロナ併発危惧のインフル、予防接種を拡充 福知山市が9月補正
2020年08月26日 のニュース
京都府福知山市が一般会計の9月補正予算案を発表した。補正額は約2億7900万円(イベント中止による減額含む)。新型コロナウイルス感染症関連が多く、コロナとの併発が危惧されるインフルエンザについて、予防接種の拡充事業費などを盛り込んだ。9月1日開会の市議会9月定例会に上程する。
インフルエンザ予防接種事業は約8千万円を計上する。
現行は65歳以上と障害者が自己負担1500円で受けられるが、コロナ予防に配慮が必要な基礎疾患保有者、妊婦を対象に加えて自己負担を無料にする。
また、小さな子どもはマスクや手洗いなどの感染予防対策が不十分になりやすく、小中学生は学校など同一集団で過ごすことが多いことを考慮して、中学生以下は自己負担1千円で予防接種ができるようになる。
接種期間は1カ月前倒しの10月1日から始める。