制約多かった1学期 終業式は教室で-夏休みも手洗い、マスク忘れずに
2020年07月31日 のニュース
京都府福知山市の市立小中学校は31日、1学期の終業式をした。新型コロナウイルスによる臨時休校の影響で、夏休みは8月1日から同23日までに短縮。各校では児童、生徒らに休み中のコロナ予防対策などを呼びかけた。
半田の修斉小学校(一戸香里校長、342人)では、コロナ対策として、全校児童が体育館に集まらず、各教室で式に臨んだ。
最初に校歌を斉唱。マスクを着けた児童たちは大きな声を出さないように歌った。
一戸校長は校内放送で「7月31日が1学期の終業式となりました。こんなことは初めてだと思います。楽しみにしていた行事は中止や延期となり、密を避けることなど制限されることが多い1学期でした。そんな中でもみんなよく頑張りました」とたたえた。そして「あすからの夏休みでは、お手伝いを頑張りましょう。また事故などに遭わないように、安全に過ごしてください」と語りかけた。
最後にコロナ感染予防についても話し、「夏休み中も手洗いは当たり前に。外出時などにはマスクを着ける。人の多い所には行かないように努めてください」と呼びかけた。
このあと生徒指導部長の教諭が夏休み中の諸注意を話し、この中でもコロナ予防として、毎日の検温、マスク着用、手洗いの励行を促した。
掃除のあと、各クラスで学級活動。児童たちは通知表や宿題などを受け取った。
写真=教室で終業式に臨む修斉小6年1組の児童たち(31日午前8時55分ごろ)