「本物に会えた」 光秀肖像画の原本展示 福知山ミュージアム

2020年07月21日 のニュース

 大阪府岸和田市の本徳寺が所蔵する明智光秀肖像画の原本の特別展示が21日、京都府福知山市内記一丁目の福知山光秀ミュージアム(市佐藤太清記念美術館内)で始まった。福知山城の築城、治水といった逸話が残るゆかりの地での貴重な機会とあって、多くの人が訪れている。27日まで。

 肖像画は京都・妙心寺の僧侶、南国梵珪の画賛が記されており、「慶長18年(1613)6月6日」とあることから、一説では光秀の33回忌に近い年に、冥福を祈るために制作されたと考えられている。

 烏帽子に直垂姿で、扇子を持って座る光秀の姿が描かれており、訪れた人らがじっくりと見ている。愛知県犬山市から妻と訪れた45歳の男性は「大河ドラマを見て光秀に興味を持ちました。本物を展示すると聞き、ここへ見に来ました。本物に会えて良かった」と話していた。

 また、ミュージアムでは、市内外の光秀に関する重要資料の原本など64点を10期に分けて展示しており、現在は5期目で、肖像画とともに27日まで。

 天正3年(1575)に始まった光秀の第一次丹波攻略戦が失敗したあと、織田信長が丹後の国衆、矢野弥三郎をつなぎとめるために送った「(光秀と争った)氷上郡の国衆、赤井忠家と荻野直正がわびを申し入れてきたのでこれを赦免する」という強気な態度の朱印状と、それを補完するように光秀が送った書状のセットなど、貴重な資料を置いている。朱印状と書状がそろうのは約400年ぶりという。

 特別展示期間中の23日から26日までは、夜間特別延長として、通常午後5時までの開館時間を8時までとする。

写真上=光秀の肖像画原本の展示が始まった(21日午前9時10分ごろ)
写真下=朱印状(上、兵庫県立歴史博物館蔵)と書状(美濃加茂市民ミュージアム蔵)のセット

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