開店から1時間は妊婦、高齢者ら優先に さとう各店

2020年05月02日 のニュース

 京都府、兵庫県、大阪府、福井県でスーパーなどを展開する総合小売業、さとう(本部・福知山市東野町、佐藤総二郎社長)グループは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開店から1時間は、妊婦ら配慮が必要な人優先の買い物時間とする取り組みを始めた。利用客に協力を求めている。

 優先の対象となるのは、妊婦、高齢者(おおむね60歳以上)、障害者ら。義足人工関節使用者、内部障害や難病の人ら、援助を必要としていることが外見からは分からない人のために作られたヘルプマークを付けた人も対象。

 買い物客が店内で密にならないようにするのが狙いで、大阪府内の4店舗で先行して始め、1日からレストラン2店を除く71店で始めた。午前7時開店のミニフレッシュとフレッシュメゾンは、午前8時から9時を優先時間とする。

 また、特売やイベントなどを知らせていた折り込みチラシは、店内に密の状態を作る原因になることを理由に、2日以降は全店で自粛(一部はすでに開始)する。

 また、一部の店で1日から、営業時間の短縮を始めた。開店時間はこれまでと変わらないが、閉店時間を1時間から2時間早める。

 福知山市内で閉店時間を早めたのは7店で、バザールタウン福知山とフレッシュバザールの福知山お城通り店、福知山篠尾新町店、福知山東野パーク店、フレスポ福知山店は、深夜0時までのところを午後10時までとする。フレッシュメゾン和久市町店、ミニフレッシュ三和店は、午後11時までのところを午後10時までとする。ふじの実福知山店は、午後10時までを午後8時までにする。
 
 
写真=優先時間への協力と閉店時間を早めることを知らせる張り紙をした(バザールタウン福知山)

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