予想より早く1万人突破 福知山光秀ミュージアム
2020年02月03日 のニュース

京都府福知山市内記一丁目、福知山光秀ミュージアム(市佐藤太清記念美術館内)の入館者数が2日、1万人を突破した。当初予想は2月中旬だったが、オープンから1カ月足らずでの達成となり、期間中の総入館者数10万人の目標に向け、好調な滑り出しをみせている。
ミュージアムは、光秀が主人公のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放送開始に合わせて、官民による福知山光秀プロジェクト推進協議会が1月11日に開館。掘り下げた光秀の紹介や貴重な歴史資料を展示する。1年間の限定開設。
1万人目は兵庫県尼崎市から夫婦で訪れた渡部裕一さん(54)とさと子さん(54)。同推進協議会が記念セレモニーを行い、中野裕行事務局長が渡部夫妻に、光秀グッズや特産品の人気土産5点セットなどの記念品を贈った。
裕一さんは「城特集のテレビ番組を見て、福知山城がかっこいいと思い来ました。初めての福知山で、まさか1万人目になるとは思わず、びっくりしたけれど、いい記念になりました」。さと子さんも「天守閣と昇龍橋を見たくて来ました。福知山と光秀の関わりを知ることができてよかった。記念品もうれしかったです」と喜んでいた。
写真=1万人達成の記念セレモニーを開いた