防火防災の決意新たに消防出初め式 由良川に一斉放水

2020年01月14日 のニュース

 京都府福知山市の消防出初め式が、市消防本部と市消防団から合わせて1805人が参加して12日に催された。市厚生会館での式典後、広小路通りで分列行進、由良川河川敷で一斉放水をし、安全で災害に強いまちづくりに向けて防火・防災への決意を新たにした。

 式典では、災害時での活動で殉職した全国各地の消防団員に黙とうを捧げたあと、大橋一夫市長が式辞。池澤徹団長は、市消防団が昨年、長年にわたる数々の功績が評価され、全国約2200の消防団のなかから、最高名誉の日本消防協会の特別表彰まといを受けたことに触れ、「団員それぞれがこのまといの名に恥じないように活動していかなければならない。消防団は地域防災の要で、住民の期待や信頼が高まっている。住民の安全・安心を確保し、生命・財産を守るため精進を重ねてほしい。ワンチームで消防団活動を」と訓示した。

 式典後は広小路通りに会場を移し、火災を想定した救出訓練があり、市商工会館屋上に取り残された人を救出するまでを披露。消防団員約660人と消防車両48台が分列行進した。

 最後に、広小路通りの突き当たり、由良川の音無瀬橋上流左岸に消防団小型動力ポンプ25台が並び、一斉放水。色づけされた3色の水も加えてアーチ状に放たれ、団員らが新たな一年に向けて士気を高めた。
 

写真=火災、災害の無い一年にと一斉放水し、士気を高めた

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