早くも大河効果 福知山駅観光案内所の利用増える
2020年01月06日 のニュース

戦国武将・明智光秀が主人公のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放送が、いよいよ19日から始まる。これを受け、ゆかりの地・京都府福知山市を訪れる観光客が日ごとに増えている。JR福知山駅北口にある観光案内所を利用する人も多く、対応する福知山観光協会の職員たちは連日大張り切り。
観光協会の大槻澄夫参事(67)によると、昨年10月から徐々に利用者が増えてきたという。平日の一日訪問者数は平均約30人だが、今月3日は帰省に合わせて福知山城などを観光する人もおり、この日だけで約250人が訪れて混雑した。
案内所に並ぶ土産物の販売も好調で、3日に過去最高の売り上げを記録。光秀関連のせんべいやマドレーヌなどの菓子、ハンカチ、タオルなどが人気を集めているという。
大槻参事は「今後も多くの人が来られると思うので、福知山城や明智藪(蛇ケ端御藪)、御霊神社などを巡るまち歩きツアーなども紹介し、観光客に喜んでもらえるようにしたい」と話している。
写真=売れ行きが好調な光秀グッズ