東京ドームで「ドッコイセ」 福知山踊振興会がふるさと祭り出演
2019年11月24日 のニュース

東京ドーム(東京都文京区)で来年1月にある日本最大級の郷土芸能とご当地グルメの祭典「ふるさと祭り東京2020」に、京都府福知山市の福知山踊振興会が初出演する。青森のねぶた祭、秋田竿燈まつり、愛媛の新居浜太鼓祭りなど名だたる21の全国の祭りと肩を並べ、福知山踊りの「ドッコイセ」のかけ声を響かせる。
ふるさと祭りは、東京ドーム、フジテレビなどでつくる実行委員会が、来年1月10日から19日まで開く。各地の祭りやグルメを一堂に集め、11回目だった前回は累計42万4401人が来場した。
福知山踊りは、明智光秀が福知山城を築いた際に、石垣を積み上げる領民らの身振り手振りから生まれた。その時の「ドッコイセ~、ドッコイセ~」の掛け声が福知山音頭の合いの手になっている。
踊振興会(田村卓巳会長)は、踊りの普及や伝承に意欲的なことで注目を集め、主催者側から昨冬に出演依頼を受け、調整してきた。前回のふるさと祭りを視察した田村会長は「すごい熱気を感じた。今回選ばれたことは光栄で、花のお江戸で『ドッコイセ』を広めたい」と意気込む。
写真=福知山城と福知山踊り