第29回福知山マラソン 優勝は瀬尾良平選手
2019年11月23日 のニュース

第29回福知山マラソンは23日、福知山市三段池公園をスタート・ゴールに大江町二箇下を折り返す42.195キロの日本陸連公認コースで開催。瀬尾良平選手(エクセディRC)が2時間28分22秒で優勝した。43歳。奈良県在住だが、三段池公園から直線で3キロほどの雀部小学校を卒業していて、毎回同級生が沿道で応援。福知山市内の関連会社の人たちも声援を送ってくれるのが大きな力になっているという。
午前10時30分のスタート時で気温13度。晴れで、ほぼ無風状態。「暑い方が得意」な瀬尾選手は、チャンスととらえてレースに臨んだ。
序盤は若い選手が先頭に飛び出し、2位グループと2分ほど開いた。姿が見えないまま中盤を迎え、焦りも出て来たが、福知山マラソンに毎年参加しているベテランは自分のペースを崩さずゴールを目指した。
独走していた選手も後半には大きくペースを落とし、31キロ付近で瀬尾選手と大学生選手が先頭に。少しして学生が脱落して瀬尾選手一人となり、そのまま歓喜のゴールに駆け込んだ。
これまで2回、2位を経験した。いずれも「30秒ほどの差、見える距離」で優勝を逃してきただけに「いつかは」と念じ続けての初優勝。喜びもひとしおだった。
写真=念願の初優勝を果たした瀬尾選手
そのほかの速報は公式ブログで。両丹日日新聞も協力しています