免許返納高齢者多い坂の住宅街 福祉有償運送をスタート

2019年10月31日 のニュース

 京都府福知山市の成仁地区福祉推進協議会(大野森志会長)は、NPO法人福知山BGM福祉サービスと協力する福祉有償運送「成仁おでかけセーフティーネット」をスタートさせた。発足式が平野町集会所で30日に開かれ、住民らがセーフティーネットの誕生を祝った。

長田野工業団地造成に伴い整備された、かつての新興住宅地。地区内では自動車運転免許証を返納する高齢者が増えており、高台のため坂が多いこともあって移動手段の確保が課題だった。

そこで、協議会は福祉有償運送事業に取り組むBGMに相談。その結果、成仁地区住民専属の運転手として、地区の6人がBGMの運転手に登録し、地区住民が利用する福祉有償運送を始めることになった。

手厚く、小回りの利く支援が期待できるほか、法人側も直接の運行範囲が絞れて空走りが防げるなどのメリットがあるという。

介護認定を受けている住民なら誰でも利用できる。現在11人の会員がおり、予約の受け付けや配車は、協議会が担当する。

大野会長は「住民同士が一定の枠組みの中で、支え合いが出来る仕組み作りの第一歩です。将来的には地区で独立した事業にすることも検討したい」と話す。

発足式のあと、専用のステッカーをつけた車両4台が住民を乗せて出発した。参加した79歳の女性は「主人の足が不自由で、私も免許証を返納しているので、すごく助かります」と喜んでいた。


写真=住民に見送られて出発した

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