光秀・丹波尽くしの「桔梗 城御膳」 三和荘で平日限定
2019年10月30日 のニュース
来年のNHK大河ドラマが、明智光秀を主人公とする「麒麟がくる」に決まったことを受け、福知山市三和町寺尾の交流宿泊総合施設・三和荘は、光秀にちなんだ豪勢な御膳「桔梗城御膳」を作った。平日昼の15食限定で、前日までに予約が必要。
光秀の好物とされるちまきや麒麟に見立てた五色揚げの天ぷら、魚の造り二種盛りなどを城に模した三段重ねの器に入れて提供する。箸置きの敷紙には、光秀の家紋の桔梗紋を使う。
このほか丹波地鶏のすき焼き、地元川合の米、椀物、香の物などが付いて、料金は2800円。宿泊客も食べることができ、その際も平日限定で、夜に提供する。1泊2食付きで8800円。日帰りの客には、入浴券のプレゼントがある。
山脇達也支配人(47)は「福知山城を見た観光客が、三和荘にも寄ってもらう観光ルートになればうれしい」と話している。
三和荘は合併前の旧町が地域活性化の拠点にと整備した施設。宿泊棟には日帰り入浴施設を備え、周囲にテニスコートや木造体育館、グラウンドなどがある。
写真=三和荘で桔梗城御膳が始まった