ぼく「令明」です 福知山市動物園のレッサーパンダ命名
2019年10月07日 のニュース
京都府福知山市猪崎、三段池公園内の市動物園(二本松俊邦園長)で誕生したレッサーパンダの子どもの名前が「令明=れいめい」に決まった。名付け親は三和町下川合出身の加藤明央さん(46)=兵庫県西宮市=。令和が明るく良い時代になるようにとの願いが込められている。
令明はオスで、7月10日に父親の「キャラ」(6歳)、母親の「しらたま」(同)との間に生まれた。現在は体長36センチ、体重1・4キロとすくすく成長している。
9月30日まで名前を募集し、710点の応募があった。新元号からとった「令」の字が入った応募が多かったが、「令明」は加藤さんだけ。福知山ゆかりの戦国武将、明智光秀の一字が入っていることもあり、選ばれた。
6日に園で発表式が行われ、二本松園長が名前を発表。名付け親の加藤さんと、惜しくも名付け親を逃した9人にそれぞれ賞状とぬいぐるみ、特別招待券を贈った。
市動物園を年に2、3回訪れるという加藤さんは、「良い年になることと福知山らしさを出した名前にしました。元気に育って人気者になってほしいです」と話した。
写真=名前が「令明」に決まったレッサーパンダ