3けたの筆算こなし、百人一首が好き 108歳の河田さん
2019年09月19日 のニュース
京都府福知山市の敬老事業の一環として、伊東尚規副市長が19日、大江町二俣一の特別養護老人ホーム・五十鈴荘を訪れ、市内最高齢者の河田あやのさん(108)に記念品などを贈り、長寿を祝った。
河田さんは明治43年(1910)に大江町河守で生まれ育ち、昔は河東地区の特定郵便局で事務作業の手伝いをしていた。
102歳の時に施設に入所。毎日しっかりと食事を取り、計算が得意で、3けたの筆算もこなす。百人一首も好きだという。11月11日の誕生日がくると109歳になる。
記念品贈呈式では伊東副市長が「長年にわたり、ご家族の幸せや社会の発展のために尽くしてこられたご労苦に対して、心から敬意を表します。これからもお体を大切にされ、元気にお過ごしください」と述べ、河田さんに祝い状と記念品を渡した。
河田さんは「お恥ずかしいことで、いつまで生きるんでしょうね」と笑い、伊東副市長に「ありがとうございます。どうぞお元気で、奥さんと仲良く」と返した。
市によると、7月1日現在で市内の101歳以上の長寿高齢者は69人、100歳は40人、99歳は58人となっている。
写真=伊東副市長と話す河田さん(左)