お年寄りの元気の源に 敬老の日にメッセージカード
2019年09月16日 のニュース
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いつまでもお元気で-。京都府福知山市大江町の小・中学、高校合わせて5校の児童、生徒たちが、大江町内の70歳以上のお年寄りたちへのメッセージカードを作った。心温まる言葉が書かれていて、町内の各公民館主催の敬老会などを通じて、高齢者に渡される。
敬老の日に向けて、地域の発展に尽くしてきたお年寄りたちに、感謝の気持ちを伝えることが目的で、小・中学、高校の連携の取り組みとして毎年行っている。
カードはA5判ほどの大きさで、今年は児童、生徒477人が高齢者1530人に対して4610枚のカードを作成。「体に気を付けてください」「ご長寿おめでとうございます」などのメッセージを書いている。勉強やクラブ活動など、自分たちの頑張っている様子をつづった子どももいる。
13日には金屋の大江高校でカードの贈呈式があり、5校の代表児童、生徒14人と公民館長、自治会長ら6人が出席した。
代表して大江高2年の中川瑞稀さんが「カードそれぞれに郷土・大江を愛する気持ちと高齢者の方々への感謝の気持ちを込めて作りました。敬老会に参加したお年寄りの方々がこのカードを読み、少しでも喜んでいただけるとうれしいと思います」と話した。
有路下公民館の新井健二郎館長(68)は「カードを見たお年寄りたちはいつも喜んでおられ、元気の源になっていると思います。責任を持って地域のお年寄りの方々に配らせていただきます」と感謝の気持ちを述べた。
写真=メッセージカードを入れた箱を公民館長や自治会長らに渡す児童、生徒