園児が使う道路を安全に 43カ所を緊急点検

2019年09月04日 のニュース

 福知山市交通対策協議会(会長・大橋一夫市長)と国、京都府の道路管理者らが2日、保育園や幼稚園の園児たちが普段使う道路の安全点検に取り組んだ。市内の18園などから要望のあった危険箇所を訪れ、有効な安全策を検討した。

 5月に滋賀県大津市で、保育園児らが巻き添えになり16人が死傷した交通事故が起きたことをきっかけに、国が出した通達によって開かれた。各道路管理者のほか、福知山署、福知山交通安全協会、市保育協会などと協力して行った。

 事前に「未就学児が日常的に集団で移動する経路」の危険箇所を各園で調査し、報告のあった46カ所と府が指定した重大事故発生箇所1カ所のうち、43カ所を点検する。

 2日間に分けて取り組み、2日は庵我、天津、夜久野、大江、六人部、三和などの25カ所を巡った。

 猪崎のひまわり保育園前の府道舞鶴福知山線では「ダンプカーの通行量が多い」という課題を、市道醍醐寺線では「横断歩道が少なく横断しにくい」問題を確認。参加者と各園の職員が具体的な安全策の方法などを話し合った。

 9月中に残りの下豊富、昭和、惇明の危険箇所も点検し、10月に開く会合で対策の進み具合などを検討していく予定にしている。

写真=園の職員に聞き取りをする参加者たち

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