人気者ぞろいの市動物園、初の総選挙が意外な展開 中間発表1位は…

2019年08月13日 のニュース

 京都府福知山市猪崎、三段池公園の市動物園(二本松俊邦園長)は、園で飼育している動物の人気ナンバー1を決める「第1回動物総選挙」の中間速報を発表した。第1位はオウム科の鳥・キバタン。園では「予想外の展開で、新たな人気者誕生か」と驚いている。

総選挙は7月18日から開始。あらかじめ園で36種の動物を選出し、その中から最も好きな種類を来園者に選んでもらう。園の事務所前に投票箱を置いており、8月27日まで受け付けている。

中間速報は6日時点で集計し、10位までを発表した。トップのキバタンは225票を獲得。園に1羽しかいないが、おしゃべり上手で、来園者に「おはよう」や「バイバイ」などと、あいさつができるほか、訪れた人が「バンザイ」と言うと、羽を広げて、バンザイのような動きを見せ、「握手」と言うと、足を差し出してくるという。

2位はウサギ(153票)、3位はレッサーパンダ(142票)で、ロデオ猿として人気者のミワを含むニホンザルは6位(89票)となっている。

二本松園長(74)は「キバタンは特に若い人たちに人気があり、人懐っこいところが票を集めている理由でしょうか」とみている。

総選挙の結果は8月31日に発表。1位になった動物は園の特任園長として、園のカレンダーに大きく掲載する。また1位になった動物に投票した人の中から5人を選び、記念品を贈る。


写真=現在1位のキバタン

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