福島県双葉郡の子たち、三和の自然の中で伸びのび キャンプを多くの人が支援

2019年08月07日 のニュース

 東日本大震災の被災地、福島県双葉郡出身の小学生たちを招き、自然の中で伸びのび過ごしてもらう「『みわのわ』こどもサマーキャンプ」が3日から7日まで、京都府福知山市三和町高杉であった。児童たちは、地元の子どもやボランティアとの交流を深め、川遊びや野菜の収穫体験を通じて心と体をリフレッシュした。実行委員会(清水良子代表)主催。市、市教委、両丹日日新聞社など後援。

 2011年の震災で被災した子どもたちに、人と人とのふれあいを通じて生きる力を育み、助け合いの大切さを学んでもらおうと、毎年開いている。

 6回目となった今年は4泊5日の日程で、小学4、5、6年生合わせて12人が参加。町内外から集まったたくさんのボランティアが運営の手助けをした。

■海水浴や座禅、農産物収穫も■


 一行は3日夜に高杉集落センターに到着。4日は宮津市で天橋立観光、海水浴を楽しみ、5日は三和町内で座禅体験、竹細工、水風船大会、川遊びをして笑顔を弾かせた。

 6日は農産物の収穫体験、地域散策をし、夕方には震災の影響で同町に避難していた参加児童の父親が、故郷に残してきた祖母を思って作った紙芝居「ばっば」を見た。

 さらに、その父親が祖母との思い出として同町に持ち込んだ赤茶色の太いキュウリを使った夕食を囲み、震災を振り返ったり、人と人とのつながりを確かめた。

 この日は京都市の男性デュオ「フラリーパッド」も恒例のボランティアとして参加。キャンプに来る子どもたちのために作った「世界を変えるキミへ」「See You Again」などを一緒に歌い、子どもたちに元気いっぱい成長してほしいとエールを送った。

 参加した6年生の長谷川芽唯さんは「初めて参加しました。海に行ったり、ブルーベリーの収穫をしたりして楽しかったです。三和町は優しい人がいっぱいです」と笑顔を見せていた。

 清水代表は「多くの人から野菜などの物資、資金が寄せられ、運営も手助けしていただきました。おかげで、子どもたちを温かくもてなすことができ、うれしく思っています。みなさんの思いの結晶がこのキャンプになっており、本当に感謝しています」と話す。

 最終日の7日は、地元の人らに見送られながら朝早くに同町を出発した。
 

写真=フラリーパッドの2人と音楽を楽しむ子どもたち

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