また町内で買い物できる 三和で住民要望実りスーパー開店
2019年07月26日 のニュース
総合小売業、さとうグループの株式会社さとうフレッシュフロンティア(佐藤総二郎社長)が、京都府福知山市三和町千束の国道9号沿いに26日、住民待望のスーパー「ミニフレッシュ三和店」(村上克彦店長)を開店させた。三和町唯一のスーパーとして開店が待ち望まれ、オープニングセレモニーでは、訪れた住民らが開店を喜び、さっそく商品を買い求めていた。
2017年2月、町内に1つしかなかったスーパーが閉店した。これを受け、市が地域の活性化を図るため、国道9号沿いの市有地(約5千平方メートル)の土地利用事業者を募集。市内に本部を置くさとうグループが出店を決めた。
店舗は鉄骨造平屋建てで、売り場面積は422平方メートル。生鮮・加工食品、日用品、生活雑貨をそろえ、近隣生産者による地元野菜の直売コーナー、無料休憩スペースも設けている。駐車台数は78台。休業日は元日のみで、午前7時から午後11時まで営業する。
出入り口には三和中学校生徒が作った地域を紹介する「ほっこりみわマップ」を掲示している。
セレモニーでは佐藤社長が「買い回りしやすく便利なコンビニエントスーパーとして豊富な商品をそろえています。三和町や近隣の方々に喜んでもらえる店舗になればうれしい。末永くご愛顧をよろしくお願い致します」とあいさつ。来賓の大橋一夫市長らが祝辞を述べた。
村上店長のあいさつのあと、佐藤社長、大橋市長、地元住民代表らがテープカットをした。
オープンと同時に多くの住民たちが店内へ足を運んだ。谷口笑子さん=菟原中=は「お店が無い状態だったので開店を待ちに待っていました。これからの買い物は、ここばっかり利用したいです」と喜んでいた。
テナントとして、クリーニングホソミのコインランドリー、クリーニング店も同日から開店している。コインランドリーが午前6時から午後11時まで、クリーニング店は午前9時から午後7時まで。
市は開店に合わせ、市バスの利便性を高めるため、バス停を店舗敷地内に設置した
写真=市長も一緒にテープカット