最後の一瞬まで熱く 全国高校女子野球開幕
2019年07月26日 のニュース
ひたむきな選手たちが全国から集まってきた。「女子だって野球がしたい!」。男子に負けない熱意を白球にぶつけてきた選手たち。練習の成果を見せる時が来た。第23回全国高校女子硬式野球選手権大会が26日、女子野球を支え、育ててきた兵庫県丹波市で開幕した。
過去最多となる32チームが出場。市島町の市立スポーツピアいちじま(つかさグループいちじま球場)で堂々の入場行進をした。選手宣誓は京都両洋3年の小谷陽菜主将。「はつらつとしたプレーで、最後の一瞬まであきらめず、戦い抜くことを誓います」と、凛とした声を響かせた。
試合はトーナメント戦。市立春日総合運動公園野球場(春日スタジアム)を併用しながら地域全体で盛り上げていく。順調に進めば8月2日午前10時から決勝戦を行う。
近隣からは京都府福知山市の福知山成美が出場。大会2日目の27日午前8時30分(第1試合)から、つかさ球場で横浜隼人と対戦する。また、全国から個人参加で集まった選手27人で作る全国高校連合丹波は、26日第3試合で履正社(大阪市)とつかさ球場で戦う。
丹波市、全国高校女子硬式野球連盟主催。大会実行委員会主管。両丹日日新聞社など後援。
写真=選手宣誓をする京都両洋の小谷主将(26日午前8時55分ごろ)