地域の子育て支援にと病児保育所 京都ルネス
2019年07月15日 のニュース
医療法人福冨士会(冨士原正人理事長)が京都府福知山市末広町で運営する京都ルネスクリニック(京都ルネス病院旧病棟横)で、市内在住、在勤者が利用できる病児保育所を開設。地域の子育て支援の一助になればと、小児科との連携で安心感を高めている。
病児保育所は、プレイマットやおもちゃがある保育室とベッドなどがある安静室で計約45平方メートル。子育て中と子育て経験がある女性の保育士3人が常時2人以上で対応し、小児科の看護師も携わってバックアップする。
対象児童は、生後6カ月から小学3年生までで定員5人。開設時間は月曜日から金曜日の午前7時45分から午後6時まで。利用料は一日2500円、5時間以内の半日は1500円。
利用にあたっては、クリニックで診察を受ける必要がある。当日朝に体調不良の場合は、電話受け付け後の午前8時30分からクリニックで受診する。前日から調子が悪い場合は、電話連絡後にクリニックの午後の診察(午後4時~6時)を受ければ、翌日午前7時45分から病児保育所を利用できる。
入院が必要な場合や水痘(水ぼうそう)、はしかといった感染症などでは利用できないが、インフルエンザは利用可能になる。
保育士たちは「働きはじめや復帰したばかり、明日の仕事がどうしても休めないなど、いろいろな事情があると思います。安心して子どもを預けることができる場所の選択肢の一つになれたら」と話す。
病児保育所の受け付け、問い合わせは電話080・2423・4294へ。
電話対応時間は午前7時30分から午後6時まで。
写真=ルネスクリニックで開設している病児保育所。市内在住、在勤の人が利用できる