園庭に子どもたちが「令和」の人文字 ひまわり保育園
2019年04月20日 のニュース

5月から新元号になるのを記念し、京都府福知山市猪崎のひまわり保育園の園児らが19日、園庭で「令和」の人文字をつくった。ぶっつけ本番だったが、上空からドローンで撮影した写真は予想以上に出来が良く、近く玄関ホールに飾ることにしている。
5月11日に近くの三段池公園総合体育館で開く催しで、親子ら約300人で新元号の人文字をつくる予定で、練習の意味も込めて急きょ取り組んだ。
1歳から5歳児まで約100人が参加。事前に文字をかたどった白線を引き、その上に黄色の安全帽をかぶった園児が整列。文字の一部に、健やかな成長を願って園児らが手作りしたひごいやまごい、平均台やベンチも入れて楽しいデザインにした。
1文字の大きさは縦、横約8メートル。令和が日本最古の歌集・万葉集の梅花の歌から引用されたことにちなみ、職員17人はオレンジ色の防災頭巾を着けて、「令」の左側に梅の花をつくって彩りを添えた。
出来上がったところで、小山和秀事務長がドローンを操って上空約15メートルから撮影した。
人文字には入らずに指揮を執った小山たか子園長は「練習のつもりでしたが、園児がきれいに並び、風もなく、いい写真が撮れたと思います。来月からの保護者だよりや園だよりにもこの写真を生かしていきたい」と話していた。
写真=園庭に浮かび上がった「令和」の人文字