「最強チーム作る」 侍ジャパン女子代表監督の長野さん
2019年04月20日 のニュース

第2回BFA女子野球アジアカップに出場する侍ジャパン女子代表の監督に、京都府福知山市の福知山成美高校女子硬式野球部監督、長野恵利子さん(44)が就任した。両丹日日新聞社の取材に、「2連覇をめざして頑張りたい」などと決意を語った。
アジアカップは2017年に第1回大会が開かれ、日本チームは若手選手の育成などを目的に18歳以下の女子高生で編成し、初代女王となった。11月に中国で開かれる第2回大会も同様に、18歳以下の選手で挑む。
長野さんは、2008年に初優勝した第3回女子ワールドカップで主将を務め、この年で引退。09年から成美の監督に就任し、14年には全国高校選手権で全国制覇。17年のアジアカップではコーチとして帯同し、18年は全日本女子野球連盟のU-18強化プログラムで監督を務めた。
15日に就任発表があり、「昨年の強化プログラムでの監督が良い経験になった」とし、「技術の高い選手が選ばれるので、その子たちが力を発揮できるよう、気を抜かずしっかりと大会で戦いたい」と気を引き締める。
今は選手選考に頭を抱え、「コーチ陣は国際大会の経験が豊富で、頼れる。コミュニケーションを取り、スタッフの意見をもらいながら選考したい」とし、「高校最強チームを作り上げます」と気合を入れる。
写真=侍ジャパン女子代表の監督に就任した長野さん