JRバスが運行の福知山市街地循環線、利用者少なく3月で廃止

2019年02月18日 のニュース

 京都府福知山市内で西日本ジェイアールバスが運行する「市内循環線」が4月から廃止されることになった。市街地を走る路線だが、利用者が少ない。福知山市地域公共交通会議(会長・大橋一夫市長)が今年度3回目の会合を市役所隣のハピネスふくちやまで15日に開き、承認した。

 住民代表やバス運行事業者、道路管理者、行政関係者ら13人で構成する同会議では、持続可能な公共交通ネットワーク体系の構築をめざし、市内を走るバスの再編などに取り組んでいる。

 市街地を走るバスは、西日本JRバス市内循環線のほか、京都交通のまちなか循環線、福知山綾部線、長田野線、丹後海陸交通バス、各自主運行バスなどの路線がある。

 JRバスの市内循環線は、福知山駅から鋳物師町の厄除神社前、厚中町の市民病院、北本町一区の昭和小学校前などを通り、駅に戻ってくる路線。一日4便が走っているが、利用は非常に少ないという。

 さらに、この路線は園部駅から三和町を通り、福知山駅まで走る園福線が、福知山駅からそのまま市内循環線に切り替わって運行している。利用者の大半は園福線からの利用で、この場合、循環線分の運賃一律200円は上乗せされないため、収支状況は非常に厳しかった。これらの事情を考慮し、同会議で協議して3月末で廃止することが決まった。

 4月以降は、三和町や六人部地域から市民病院まで行く場合など、園福線で福知山駅に着いたあと、似たルートで走る京都交通のまちなか循環線などに乗り換える必要があり、この区間の運賃が新たに必要になる。

 会議では、このほか庵我バス、西日本JRバス園福線の運行経路の一部変更、中六人部バスの運行時刻変更と乗降規制の解除、三和地域の市バス再編などについても協議した。

写真=西日本ジェイアールバス市内循環線の廃止などが決まった

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