福知山公立大の一般入試は7・5倍 前期5教科型増加

2019年02月16日 のニュース

 京都府福知山市、福知山公立大学の2019年度一般入試志願者が確定した。募集人員の77人に対し7・5倍の580人が志願した。前期センター5教科型が増加した。
 センター試験が1週間遅かった影響で、出願期間も1月28日から2月6日までにずれたが、前年度と同じ10日間受け付け。

一般入試は、センター試験の得点と個別学力検査(小論文)の合算で行われる。入試は前期日程と後期日程に分け、前期日程にはセンター5教科型と3教科型がある。後期は4教科となる。

公立大には、地域経営学部に地域経営と医療福祉経営の2学科がある。学部全体の志願者は、前期のセンター5教科型の募集人員45人のところ273人(前年度比123人増)▽前期センター3教科型19人に115人(同217人減)▽後期13人に192人(同28人減)となった。

地域経営学科は、前期のセンター5教科型の募集人員35人に対し156人(前年度比46人増)▽3教科型15人に54人(同40人減)▽後期の10人に163人(同29人増)が志願した。

医療福祉経営学科は、前期センター5教科型の募集人員10人のところ117人(前年度比77人増)▽3教科型の4人に61人(同177人減)▽後期日程の3人に29人(同57人減)が志願した。

また、学部全体で、三たん(丹波、丹後、但馬)地域からの志願者は22人(前年比5人減)。福知山市に限ると、4人(同2人減)となった。

大学事務局では「国公立の受験でスタンダードな形とされる前期5教科で増加しているのは良い傾向ととらえています。前期3教科と後期の減少に関しては、過去の出願状況を見て敬遠している受験生も多いのではないでしょうか。三たん地域では、引き続き大学のアピールを続けていきたい」と話す。

一般入試の前期日程は、2月25日が試験日で、合格発表は3月8日。後期日程は、試験が3月12日、合格発表が同月21日の予定となっている。
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