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両丹日日新聞2016年11月30日のニュース

立ち上る湯気 皇室献上米の味歩里で麹づくり

米に麹菌を混ぜ込む 京都府福知山市下川口地区の農業生産法人株式会社味歩里(牧晴喜社長)で、米麹づくりが始まっている。冬の風物詩で、師走に最盛期を迎える。来年3月まで続く。

 麹はもともと、自社製みその原材料として作っていたが、希望する声を受けて2011年から販売を開始した。

 米は全て自社産コシヒカリで、品質にこだわる。今年の皇室献上米に選ばれたことも追い風に「味歩里の麹」をもっと広めたいと考えている。

 生産量は年々じわじわと増加しており、昨シーズンは麹づくりを始めた当初から約3倍の1トンに達した。今シーズンも1トン強をめざす。

 29日は朝から加工場で、従業員たちが蒸した米に麹菌を混ぜて仕込む作業をした。蒸し器から取り出すと白い湯気が一気に立ち上り、甘い香りが広がった。

 牧社長は「『味歩里の麹は今年も良かった』と一人でも多くの方にいってもらえるものにしたい」と意気込む。問い合わせは味歩里、電話0773(23)3320。


写真=蒸し器から取り出し湯気が立ち込める米に麹菌を混ぜ込む

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