実りの秋 栗日和

ほくほくとした食感と、やさしい甘み。秋の味覚・栗が旬を迎えています。
栗ごはんやスイーツなど栗の魅力が詰まった、とっておきの商品を紹介します。
※内容は取材時のものです。お出かけ前にご確認ください

(2026年10月号)

農園ならではのとっておき「栗体験」

『ひろちゃん栗園  農Cafe』の「作って味わうモンブラン」1280円

 自分で栗クリームを搾って仕上げるモンブラン。電動の搾り機で、極細のクリームを盛り付ける体験に大人も子どもも大興奮。少しいびつな形に仕上がっても、それもまた楽しい思い出に。

 農園だからこそ実現できる、贅沢な配合の栗のクリームは、ふんわりほどけるような食感で、栗そのものの濃厚な風味が口いっぱいに広がる。添えられたゆずのジュレを合わせると、爽やかな味わいに変化。最後まで飽きずに楽しめる。

ひろちゃん栗園  農Cafe 【丹波市】

 「栗を一年中楽しんでもらいたい」と話す代表の山本浩子さん。義父から栗農園を受け継ぎ、愛情を込めて育てた栗を使った

スイーツを一年を通して提供している。ソフトクリームやパフェ、スムージーなど、栗を惜しみなく使った濃厚な味わいが楽しめるほか、自社栽培の野菜を使った手作りランチも人気。

 収穫期を迎えた今は、生栗や焼き栗が店頭に並ぶ。低温で約1カ月寝かせ、甘みを引き出した「熟成栗」が評判を集めている。

自家製栗のケーキの上にモンブランクリームを搾っていく。緊張の瞬間
熟成丹波栗スムージー 830円
ソフトクリームと栗のペーストを配合。栗の甘露煮もごろごろ入って、まさに「飲むモンブラン」

栗御膳(期間限定) 1700円
9月21日から丹波篠山市・丹波市で始まる「丹波栗フェア」に参加。フェアに先駆け、9月19日からは秋限定の「栗御膳」が登場する。農家のこだわりを詰め込んだ料理で、栗の魅力を余すところなく味わえる。※21日までは予約が必要

「栗栽培は子育てと似ています」と話す山本さんは、女性の栗生産者として先駆け的存在。栗剪定士の資格を持つ
たわわに実り、まもなく収穫を迎える丹波栗。大きくて迫力満点

カフェは丹波市から西脇市へ向かる175号線沿いにある

場所 兵庫県丹波市氷上町朝阪273-5
問い合わせ 電話0795-86-8133
営業時間 10:00~17:00、ランチ・カフェ11:00~16:00
休み 9月~11月は無休
駐車場 あり
ホームページ https://hirochankuriendeyaoya.jp/

八百屋さんが作る、栗たっぷりのサンドイッチ

『オサトマーケット八百仁』の「栗サンド」 焼き 320円・揚げ 400円

12月下旬まで販売予定

 綾部産の丹波栗を店内で炊き上げ、はみ出さんばかりにたっぷりサンド。

 大きな口で頬張れば、ほくっとした栗の食感と豊かな風味が広がる。

 秋限定の商品で、毎年心待ちにしている人は多い。

 ホットサンドにした香ばしい「焼き栗」と、カリッと揚げた「揚げ栗」の2種類。食べ比べも面白い。

オサトマーケット 八百仁(やおじん) 【綾部市】

 創業117年の老舗八百屋でありながら、「サンドイッチの店」として地元で親しまれている。

 まだサンドイッチが珍しかった1969(昭和44)年ごろ、現在の経営者・岡田信朗さんの妻・悦子さんが、店で仕入れる新鮮な野菜や果物を生かして考案したのが始まり。

 娘の佐々木章子さんが味を受け継ぎ、人気のフルーツサンドや海苔巻き、バーガーなど、目にも楽しいメニューを並べる。

焼きと揚げ、それぞれにファンがいる
サンドイッチのオードブルも受ける
2代目経営者の岡田さんと娘の佐々木さん。「この時期は栗仕事に追われます」
店舗のまわりに駐車場がある
場所 京都府綾部市田町4
問い合わせ 電話0773-42-0132
営業時間 10:00~17:00、ランチ・カフェ11:00~16:00
休み 日曜日(祝日不定休)
駐車場 あり


綾部産の新米コシヒカリにほくほくの栗たっぷり

『旭町観光栗林園』の「栗ごはん」 650円※持ち帰りのみ

10月半ばまで販売予定

 綾部産の丹波栗をたっぷり、新米とともに大きなガス釜でふっくら、ほくほくに炊き上げる。

 味付けは塩と秘伝の出汁でシンプルに。丹波栗ならではの風味を存分に生かしている。

 遠方から足を運ぶ人、地元客にも愛され、1日に13升、200食以上を炊き上げても売り切れることがある。

 確実に味わいたい人は予約がおすすめ。

旭町観光栗林園 【綾部市】

  1979年の開業以来、収穫期に合わせて綾部産の栗を販売。現在は、父から店を受け継いだ四方和彦さん・めぐみさん夫妻が営む。栗は全国発送にも対応(受付は9月下旬まで)。

 地元の秋の風物詩となっている「栗ごはん」のほかに、10月中旬からは綾部産の松茸と「松茸ごはん」、11月下旬からは上林鶏を使った「鶏めし」も販売予定。

パックに入れて販売
のぼりと看板が目印。調理を担当するめぐみさんは「伝統の味を大切にしています」と話す
場所 京都府綾部市旭町鍋倉36
問い合わせ 電話0773-46-0546
営業時間 9:30~無くなり次第終了
休み 火・水曜日 ※9/22・23は営業、24は休業
駐車場 あり
フェイスブック https://www.facebook.com/asahicyoukankou/?locale=ja_JP



ほくっと濃密、丸ごと一粒 秋を味わう

『明智茶屋』の「丹波栗のモンブラン大福」 600円

 フルーツ大福が評判の同店。ショーケースを彩る華やかな大福のなかでも、重厚な佇まいで目を引く一品。

 もっちりやわらかなお餅の中には、丹波栗の渋皮煮が丸ごと一個。

 なめらかなモンブランクリームと栗のほくっとした食感を重ね、濃密で奥深い味わいに仕立てている。

 冷凍販売のため、食べる際は冷蔵庫で2時間ほどじっくり解凍。付属の糸で切れば美しい断面が楽しめる。

明智茶屋 【福知山市】

 明智光秀をこよなく愛する店主・植村勇輝さんが営む。

 洋菓子店でありながら、随所に和の趣を感じるスイーツや空間が、この店ならではの魅力。

 京町家を思わせる店内にはカフェスペースもある。

ショーケースには季節の果物を使った大福やケーキが色とりどりに並ぶ
店主の植村さん。大人の自由研究の展示や落書きできる石畳など、店のあちこちに遊び心を散りばめている
併設のカフェ
風通しの良い京町屋をイメージした店舗

チョークで自由に落書きできる石畳

場所 京都府福知山市篠尾新町1-1
問い合わせ 電話0773-52-0140
営業時間 10:00~18:00
休み 月・火曜日 
駐車場 あり
インスタグラム https://www.instagram.com/akechi_chaya_japan/



200種類の栗グルメが集まる!

『道の駅 和 なごみ』で「栗ざんまい」開催 

10月3日~11月30日 

 京丹波町の「道の駅 和」で、栗の一大イベント「栗ざんまい」が開催される。

 有数の栗産地だからこその充実ぶりで、道の駅オリジナルメニューをはじめ、全国各地の選りすぐり商品まで、約200種類の栗グルメが集まる。

 駅全体が栗一色に染まり人気イベントで、昨年は約5万人が来場。

 カフェには約50種類もの栗スイーツが登場するほか、実演販売やお得な特売もある。

道の駅 和 なごみ 【京丹波町】
場所 京丹波町坂原上モジリ11
問い合わせ 電話0771-84-1008
営業時間 売店(特産品販売所)8:30~18:30(11~3月は~18:00)
和キッチン 11:00~17:00(L.O.16:00)
なごみCafe 9:30~17:00(L.O.17:00)※1~3月は~16:30
休み 火曜日(祝日の場合は営業) 
駐車場 あり
ホームページ https://wachi-nagomi.com/

2026年9月18日更新

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