厄を祓って福を呼ぶ 北近畿の節分行事 3選

今年の節分は2月2日。各地で節分祭が営まれます。
珍しい掛け声や、見た目は怖いけど実は善い鬼が登場したり、幻想的な景色がみられたり―、
北近畿で行われる特色のあるお祭りを3つ紹介します。一年の厄払いにお出かけください。
(2025年1月25日号掲載)
※内容な取材時のものです。お出かけ前に各所にご確認ください。
「鬼は内、福は外」の掛け声響く
大原神社 追儺式京都府福知山市

2025年 2月2日(日) 午後7時~
境内で暴れまわる6匹の鬼たちに、参拝者が「鬼は内、福は外」と豆を投げつけて神社の本殿に追い込む。すると今度は、改心した鬼たちが福の神になって再登場、宮司らと一緒に参拝者たちに景品付きの豆をまく。
鬼役は地元住民らが務めていて、今年は福知山公立大の学生も加わり、にぎやかに行われる。
「鬼は内、福は外」という全国でも珍しい掛け声は、「鬼(厄)を神社へ迎え、福を神社から里へ帰す」という意味があるといわれる。また、かつての藩主の九鬼氏への配慮があったという説も。
京都府福知山市三和町大原191-1
℡0773-58-4324
綾部市最大の冬の祭典
綾部市大本節分大祭京都府綾部市

2025年 2月2日(日)夕方〜3日(月)早朝
2月2日午後7時30分から始まり、その後、3日の早朝にかけて「瀬織津姫(せおり つひめ)行事〈人型流し〉」や「豆まき」などが行われる。
2日午後5時30分からは甘酒接待、福引、うどん店(無くなり次第終了)があり、露店も並ぶ。
京都府綾部市本宮町1-1
℡0773-42-9550(綾部市観光協会)
見た目は怖いけど、実は人の味方
竹林山 常勝寺 鬼こそ(追儺式) 兵庫県丹波市

2025年 2月11日(火)(祝) 午後1時~
600年続く鬼追い儀式。無病息災、五穀豊穣を祈る法要が営まれたあと、紐を体に巻きつけ、目玉が飛び出した4匹の赤鬼、青鬼が境内に現れる。
異様な形相の彼らは、実は、寺の開祖・法道仙人の法力で教化された善い鬼たち。太鼓やほら貝がにぎやかに鳴り響く中、本堂のまわりを一周しながら厄払いをしてくれる。
鬼が最後に境内に投げる松明を持ち帰ると、家内安全、無病息災のご利益があるといわれる。
兵庫県丹波市山南町谷川2630
℡0795-77-0074
2025年1月24日更新